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6月に思うこと♪


6月は、わたくしの祖父と祖母(母方)の命日が2日続きます。


祖母は、わたくしが1歳の時に亡くなりました。

享年60歳。



10045713388_s.jpg
(母を抱えて写真に写った祖母)



ある日、近所の方々と井戸端会議をしていて

大笑いしていた祖母は、そのまま倒れてしまい

眠ったままのようにして亡くなりました。


実は祖母と祖父は離婚していたし

父方の方も、祖父は父が4歳の時、祖母はやはりわたくしが1歳の時に

亡くなっています。


わたくしは、祖父母の温かさだとか、厳しさとか

そんな事を知らずに育ちました。



060923_1510~002
(祖母の形見①)



で。

ここで綴りたいのは、祖母の事と言うよりは

結婚相手でもあり、離婚相手でもあった祖父のこと。



わたくしは、祖父も亡くなっていると聞いて育ちました。

母の実家には、お仏壇に祖母の写真しかなかったけれど

祖父の写真がないのは、当たり前だと思っていたし

生前の思い出も一つもなかったし、顔も知らずにいたので

ご先祖という以外に何の思い入れもありませんでした。



060923_1510~001
(祖母の形見②)



ところが。

24歳の時に、祖父が生きていた事を知りました。

母が「あのクソ親父が福岡へ帰ってくる!」と忌々しそうに

わたくしに話したからです。

何と祖父は大阪で暮らしていて、最期は福岡の地で暮らす事を

望んだのだそうです。



祖父は、3つ年上の祖母を駆け落ちのようにしてかっさらい(母談)

その後子供達が4人いる生活の中でも、一旗上げたくて中国へ渡り

結局は何も成しえず、帰国。

その後も「何かを成しえるため」借金を作り続け

母の姉達は借金返済の為に、お給料をそのまま渡したり

祖母も行商をして家計を支えました。



出掛けてばかりいる祖父が戻ってきても

お金を要求し、隠していてもすぐに見つけ出したりして

そのまま出掛けてしまうという有様。



折角見つからずに隠していたお金が、ネズミに齧られていて

祖母が泣き崩れたという話も残っています。



060923_1508~001
(祖母の形見③)



という話しをさんざん聞いて育っていたわたくしと弟が

初めて祖父と対面した日のこと。


弟が、わたくしにそっと耳打ちをしました。

「おじいちゃん、宇宙人みたいだね・・・」

全くもって同じことを考えていたので、2人でこっそり笑った事を

覚えています。


ここで言う宇宙人とは、わたくしの場合24歳にして初めて

祖父に会ったから・・というファンタジー的な意味合いではなく

まさに「ET」のような顔をした祖父が目の前にいたからです。

ファンタジーと言うよりは、オカルト。


「この人が、おばあちゃんをかっさらった人!」

頭の中で描いていた「おじいちゃん像」が、ガラガラと崩れていきます。


しかもこれまで祖父の事を亡くなったと思って暮らしていたら

80歳を過ぎても生きていたなんて、何と会話してよいのかも

分かりません。


そんなETを相手に「初めまして」でもない気がするし

「おじいちゃん、今まで何しよったとー」でもない気がするし。

結局は、当時3歳だったわたくしの息子(祖父にとってはひ孫)を中心に

会話するしかありませんでした。



それ以降、若き頃にお給料を使い果たされ一番憎んでいたハズの

2番目の姉や、色々悪口ばかり言っていた我が母も

これまでの年月を取り戻すかのように、祖父に尽くしていきました。


祖父はひとり暮らしをしたので、そこに集まっては会話をしたり

暮らすに不自由しないように整えてあげたり

時には料理を運んであげたり。


母はつくづく「血って恨めしい・・・」と言いながらも

祖父に会いに行くのはとても嬉しそうでした。



110507_1437~01



結局祖父は、85歳の時に自転車で転んだ事がきっかけで入院し

そこで風邪をひき、最期は肺炎で亡くなりました。

祖母の命日の翌日に。



そんな入院生活をする少し前、祖父に会いに行った時に

「おばあちゃんがな、枕元で編み物しよるんや」と言っていたことが

忘れられません。



離婚は、成人した子供達がさせたものだったけれど

もしかしたら、祖母はどんな時も祖父の事を

忘れたことはなかったのかも知れません。



かっさわれたように・・とは言え

そこには祖母の意思もちゃんと存在していて

祖母にとっても祖父は、惚れ抜いた相手だったのかも知れません。



おばあちゃん、毎年6月はそんな風に思っているよ。

孫娘としては、美人のおばあちゃんの相手が

ETだった事がちょっと残念けどね ( ̄▽ ̄)


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No title

不思議なもので、mokaさんの祖父さま・・・男性からすると羨ましく思えたりします。

嫁をかっさらってはいませんが一旗挙げようとしている所は同じだったり。

親・親戚を巻き込んでバタバタしてるのも、何処か近かったりします。

夫婦の間柄は当の本人達意外には解らないものですからね。
私も真面目に仕事しないと子供達に離婚させられちゃいますな、

mokaさま

こんばんは。

ケータイは直りました~♪


「人に歴史有り」ですね。

クーリエさまがコメントしているように
夫婦同士しかわかないことや
本人にしかわからないことって
きっといっぱいあるんでしょうね~。

ka・renもかっさわれてみたぁ~い(笑)

No title

美人なおばあちゃんですね!
「惚れてまうやろ!」 (失礼・・・)

おじいちゃん、男の原型みたいな人ですね。
明治から昭和初期には、そういう男が多かったような気がします。(ただの推測)

おばあちゃん、ちゃんとおじいちゃんのそばにいたんですね。(涙)

『おとうと』という映画を思い出しました。

No title

「何かを成し遂げたい」よ~く解かります!
お祖父ちゃんはそれを曲げない信念を持っていたんですね^^

No title

憎みながらも憎みきれない・・・

愛したいのに愛せない・・・。

本当に「血」ってやっかいなものですね。

そんなやっかいなものから逃げ切れないところに人の美しさも哀しさでてくるんでしょうね。

お祖母さまもお母様も素晴らしい方だと思います。

きっとね、葛飾柴又のおいちゃん、おばちゃん、さくらさんたちが美しいのと同じですね☆

やっばいな~涙がでてきちゃった^^;;

クーリエさん♪

コメント、ありがとうございます♪

昔から男性の方々の浪漫と言うのか夢と言うのか
希望と言うのは、そういうことなのですかネ(^^;;

私は祖父のこと、母からろくな話しは聞かず育ったので
「おばあちゃんを苦しめた、勝手な人」というイメージが
いつもつきまといました。
まぁ・・昔のことですからね。。
借金だってローンの会社があった訳ではないし。

不思議と目の前にすると、それは物語であったかのように
祖父はただの「おじいちゃん」でしかありませんでした。

祖父の枕元に祖母が現れるようになって(何度もあったみたいです)
よくやく「夫婦」として2人を(想像で)見れるようになりました。

クーリエさんは、真面目に夫婦二人三脚で
頑張られてるから大丈夫ですよ♪♪(心配なし)

ka・renさん♪

コメント、ありがとうございました!

携帯のご連絡、早速ありがとうです(*^^*)
いつもいつも仕事上で使われてると、嫌気がさす部分も
あるかもですが、ka・renさんの場合はなくてはならぬ物!ですね。

「人に歴史有り」
ホント、そうです。ただの一般人であった祖父母でも
大きな歩みと歴史があったんだな~と思えます。

しかも、どんな祖父でも、この人がいなかったら
今の私もいないし(^^;;

夫婦にしか分からないこと。
どんな物語でも、真実は2人にしか分からないですものネ。

ka・renさん「かっさわれる」場合は、相手のこと
よく分かった上でかっさわれて下さいね(笑)

まいたけパパさん♪

コメント、ありがとうございます(^^)

> 美人なおばあちゃんですね!
こちらも、ありがとうございます♪

けれどとても苦労の多い人生だったので
60歳で亡くなる頃には、同一人物と思えない位
老けてしまっていた祖母でした。

明治から昭和初期、確かに頑固そうで
家族の意見も聞かず、奥さんの意見を参考にするという
ことも無さそうな時代ですよね(ただの推測^^;)

祖母が何度も枕元に現れたことは聞きました。
祖父は最期までとてもしっかりとしていたので
空想だとかそんな事では全くなかったようです。

心配してそばにいたのか、安心してそばにいたのか
「お迎えに来た」のかはよく分かりませんが
決して怖そうだとか、嫌そうにしていない祖父でした。

「おとうと」CMで何度か観ましたが
ストーリーは分かりません。今度レンタルしてみようかな♪

らいちょうサン♪

コメント、ありがとうございます!

おお~、らいちょうサンも祖父の気持ちが分かられますか!
そうなんですね・・男性陣って心のどこかに
祖父のような気持ちを持っているものなんですね。。

祖父の場合は「信念」と言うより
ただのわがままだとか、見栄だったような気がします。
元々実家が土地持ちで、大した苦労もしなかったみたいで。

どんな時代も若い内にある程度の「苦労」は必要かな・・
と思ったりしますね(^^;;

三代目さん♪

コメント、ありがとうございます♪

血のつながりって、最終的にはそんなものかも
知れませんネ(^^;;

やっぱりどこかで
「この人がいなかったら、私は存在しなかった」とか
「私は一人じゃない」という心根がありますものネ。

やっかいな所から生まれる物語。
まさに笑いあり、涙ありなのかもですネ!

そう言えば・・・私も理由や規模は違えど
許されながら歩いてきた人生だな・・と思ったりです。
プロフィール

moka

Author:moka
2匹の愛犬との生活&日々の
お気に入りを綴ります♪

パワーストーンや
プリザーブドフラワーの
作品を手掛けています。
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